【遊漁船コンサルティング】 一号艇製作状況報告。Tトップやコンソール関連を設置しました。
フロムフィールド一号艇の製作状況報告です。コンソール周りの製作が進行しています。
今回、Tトップやロッドホルダー関係のフレームを設置しました。設置後の印象は、「完璧、かっこいい」です。早くも最高の釣り船がその形を見せてきました。
Tトップを支える支柱には角度を持たせ、走流性のあるイメージに仕上がっています。オールステンの質感も統一感があるもので、ブラックカラーの船体に美しく映えています。
今回の製作で最も検討を重ねたのが、クーラーボックス上のロッドホルダー用レールです。下に置くクーラーが蓋を開けられるように、レールの高さと位置を調整し、かつ、釣行時のロッドやリールが操船者の視界の妨げにならないよう何度も検討しました。
クーラーに乗客が座るスペースを残しつつ、「釣り」を最優先に考えたレール配置になっています。
また、ロッドを設置した際のTトップ位置とその大きさについても考慮が必要でした。最終的には、ロッドが干渉しないようにTトップの大きさを控えることで対応しました。
雨の日や真夏の釣行ではハードトップや大きめのTトップがほしいところです。しかし、これはすなわち、燃費が悪くなる、船体へのダメージが大きいというデメリットがあります。そして何より「釣りがしにくい」という大問題があります。キャビンのある船だとなおさらです。
今回、これらをベストなバランスで解決したものに仕上がりました。
エンジンの方も設置完了です。船体に対する最大馬力のものを設置しており、急な悪天候などでも安心です。ジャックプレートも搭載しているので、エンジンのメンテナンスや滑走中の船体姿勢の調整が可能など、大変快適になっています。
このあと、照明関係や細かい配線関係、キャスティングレールの設置などを残すのみとなりました。完成まであともうすぐです。